
帽子のたまご

パリの帽子 1


帽子のたまご(たまごの内部)

パリの帽子 2


私にとってオブジェ帽子は、その時の心情風景を写す日記のようです。昔に作った「帽子のたまご」は、帽子達が今のもカラを割って飛び出そうとしている瞬間を表現した作品。内部には羽根をはやした帽子たちが飛び立つ時を待っています。
今、私は大好きな奥野ビルのこのギャラリーオープンを期に夢の羽を広げて、また飛び立とうとしています。帽子教室を卒業する時に作ったこの帽子が、いとおしく不思議に思われます。
秋にはまたお逢い出来ますので、お楽しみに…。



東京都中央区京橋生まれ
武蔵野美術短期大学卒
谷中にて、アンティーク喫茶「びいどろ」開店。
パステル・油絵展を数回。帽子作りを学ぶ(平田帽子教室・関民帽子教室)オーダー帽子「vidro」として、各種帽子を手がける。
現在、国分寺と京橋にて帽子教室、京橋・銀座(08年度OPEN)にて静鹿ギャラリーを主催。
オーダー帽子作家のメルヘンなオブジェ作品展。
自然のフォルムをイメージしたデリケートなラインの帽子型から作成された夏帽子も即売されます。かぶり心地の良さを体験してみてください。